APIパラメータとは?初心者から上級者まで役立つ使い方完全解説
この記事は、APIパラメータの基本から効果的な使い方まで、初心者から上級者までが役立つ包括的なガイドを提供しています。正しい使い方を理解することで、データの精度向上や開発フローの簡素化につながり、APIとのやりとりそのものを変える可能性があります。
ブラウザをパカッと開いて、まるでサイバーパンクの魔導書から召喚した呪文のようなコマンドを叩き込む──
GET /api/teas?flavor=oolong&toppings=boba,sago&sweetness=half&ice=less&size=medium
NASAにハッキングでもしてんのか?って思うでしょ?
違うんです。ただのタピオカ注文です。API語で。
さあ、分解してみよう
/api/teas
:お茶ください。flavor=oolong
:ウーロンでお願いします。toppings=boba,sago
:トッピングはタピオカとサゴ(欲張りセット)。sweetness=half
:甘さ控えめで(健康志向)。ice=less
:氷少なめ(味を信じてるタイプ)。size=medium
:サイズはM、ゴルディロックスのちょうど良さ。
つまり、APIカフェのティーロボにこう言ってるわけです:
「ウーロンミルクティー、Mサイズ、甘さ半分、氷少なめで、タピオカとサゴトッピングでよろ~」
サーバー君は無言でうなずき、カスタムドリンクを組み立ててくれます。
...いや、実際には要求通りのデータを返してくれるだけなんだけどね。
この「あなたの好み全部のってる注文メモ」こそ、本日の主役:params(パラメータ)です!
パラメータって何?何が美味しいの?

パラメータとは、サーバーにこう言うための道具です:
「これが欲しいんだけど、ちょっと味付けしてくれる?」
たとえば /api/books
にアクセスするのは、
「本、全部見せて~」
という意味。
でも ?category=history&page=2&limit=10
ってつけると、
「歴史ジャンルの2ページ目、10冊だけちょうだい!」
これはもう、居酒屋で「おすすめ何かある?」って聞いた後に「ポン酢でお願いします!」って指定するレベルの丁寧さです。
パラメータってURLだけ?
いやいや、それが一番の誤解なんです!
パラメータは**「味付け」**。振りかけるだけじゃなく、練りこんだり、隠し味だったり、ポケットの中のタレだったりもします。
- URLにつけるのは定番
- POST/PUTは**body(本体)**に練り込み
- RESTのルートでは**path(道筋)**に溶け込む
- HTMLフォームではx-www-form-urlencodedやmultipart/form-dataで送信
- ヘッダーやクッキーにもこっそり潜んでたり
そう、気づかぬうちに君もパラメータを使ってるのだよ、若者よ。
パラメータ七変化
パラメータは一見地味だけど、実は変幻自在な変身ヒーロー!
「私が本当に欲しいもの、それは──」ってサーバーに伝えるための正体不明の伝票です。
さあ、その姿をチェックしよう!
クエリパラメータ — 定番のトッピング注文
?
の後に key=value
が &
で連なっていく、おなじみのスタイル。
GET /api/teas?flavor=oolong&ice=none&sweetness=half&size=medium&toppings=boba
これってつまり:
「ウーロンミルクティー、氷なし、甘さ半分、Mサイズ、タピオカ追加で!」
✅ 向いてる用途:
- 一覧のフィルタ(例:
flavor=matcha
) - ページネーション(例:
page=2&limit=10
) - ソート(例:
sort=price_asc
) - 検索(例:
q=cheesefoam
)
✅ メリット:
- キャッシュしやすい(URLが結果を特定)
- デバッグしやすい(URL見ただけで何やってるか分かる)
- 軽量&透け透け(透明性Good)
パスパラメータ — メニュー番号で「アレちょうだい!」
URLの一部になっちゃうタイプ。番号で「コレ!」って注文するスタイル。
GET /api/teas/123
→ 123
はお茶ID。
積み重ねもできちゃう:
GET /api/customers/456/orders/2024
→ 「顧客456さんの2024年の注文を見せて~」
✅ 向いてる用途:
- 特定リソースの取得(例:注文詳細)
- 階層関係の表現(例:ユーザー → 注文 → 商品)
✅ メリット:
- クリーンで意味が分かりやすい(REST的美学)
- フィルターとかオプションにはちょっと向かない
ボディパラメータ — フルレシピ提出!
サーバーにガチのレシピを提出するVIPオーダー方式。
POST /api/teas
{
"flavor": "jasmine",
"size": "large",
"toppings": ["boba", "pudding"],
"sweetness": "quarter",
"ice": "less"
}
→ 「ジャスミンミルクティーLサイズ、タピオカとプリン、甘さ控えめ、氷少なめでお願いします!」
✅ 向いてる用途:
- 新しいリソース作成(注文、コメント、アカウントなど)
- 構造化フォームの送信
✅ メリット:
- リッチ&クリーン
- URLに出ないからセキュリティ的にも○
- POST/PUT/PATCHで活躍
- キャッシュされにくい(逆にそれがいい)
フォームパラメータ — 昭和の申込書スタイル
懐かしのHTMLフォーム的な送信方式。キーバリュー形式。
username=milklover&password=iloveboba
ファイルアップロードなら:
Content-Type: multipart/form-data
✅ 向いてる用途:
- ログイン/登録フォーム
- ファイルアップロード
✅ メリット:
- HTMLフォームとの親和性◎
- レガシー環境でも安心
- JSONほどキレイじゃないけど仕事はちゃんとする
パラメータ = 「データの注文書」
- ✅ チェックボックス選ぶ:Query Param
- 👉 番号で指す:Path Param
- 📝 手書きで指示書く:Body Param
- 🗂️ フォームに記入:Form Param
シーンによって味を変えるけど、全部一つのことを伝えてる:
「こういうのが欲しいんだよね、できればこの条件で」
パラメータ、ちゃんと決めてから始めよう
そう、パラメータ設計は茶葉の選定。
全員が勝手な言い方すると、キッチン(開発)が地獄になる。
地獄あるある:
- フロント「
pageNum
送ったよ〜」 → バック「page
しか見てないけど?」 - フロント「
bookType
で送ってます!」 → バック「そんなparam無いわ!」 - 小文字大文字間違えてレスポンス死亡
最終的にSlackでスレ立つ:
「なんか動かないんですけど(泣)」
パラメータ設計のメリット
1. フロントとバックの平和が保たれる
みんな同じ名前使えば、争いは起きない。
2. 自動生成ドキュメントで開発者がハッピーに
EchoAPIでスキーマ書けば:
- ドキュメント自動生成
- モックデータも作れる!
3. テスト・デバッグがスムーズに
「何送ればいいか分からん!」現象が消える。
4. 自動バリデーションで事故防止
パラメータの誤字や欠落も、フレームワークが即座に検知。
5. 名前変更もワンライナーで完了
page
をpageIndex
に変えたい?スキーマ中央管理してれば楽勝!
決めなかったらどうなる?
うん、カオス。
- 君は
bookType
と思ってた、サーバーはcategory
で待ってた - 君は
page
が0スタート、相手は1スタート - フロントが変更 → バック「オイ、なんでやねん」
深夜2時、Slackに悲鳴:
「何で動かないの?(カフェイン摂取MAX)」
EchoAPIにおまかせ!API設計の救世主!
もうAPIドキュメント手書きしたくない?
パラメータ毎回コピペしてる?
EchoAPIがその悩み、解決します!
自動生成ドキュメントで人生変わる
パラメータ定義したら、ドキュメント自動生成!NotionやWordとはさようなら。
フィールド辞書で命名管理もバッチリ!
page
・pageNum
・page_number
の三重苦からの卒業。
AIが命名サポート!
「ユーザーの誕生日」って打つだけで、
→birthday
,createdAt
など最適なフィールド候補を提案!
結論:パラメータはインターネットのタピオカ注文票
小さいけど、めちゃくちゃ重要。
- データの精度が上がる
- 意図が明確に伝わる
- 魔法の文字列からの卒業
最初から設計して、正しく使えば、APIはもっとスムーズに、もっと気持ちよく使える。
パラメータは「値を送る」んじゃない。「注文する」んだ。
人とマシンの信頼関係、それを支える接着剤なんだ。
次にエンドポイント叩くときは、適当にやらずにちゃんと注文しよう。
自分の未来の開発体験が、きっとおいしくなるはず!
さあ、EchoAPIでAPIの設計を"美味しく"しよう